文系女子が「RPA女子」に!~働き方改革で注目のRPAを使いこなす“はまちゃん”~

みなさん、こんにちは!ライターのマキです。

突然ですが・・・私、見てしまったんです!!

ある日、オフィスを何気なく歩いていると、一台のPCモニターに『作業中!!触らないでください』と書かれた紙が貼られているではありませんか。

、、、なんだか気になる。

『見ないでください』と書かれているわけじゃないし・・・と、貼られた紙をひらりと剥がしてPCモニターを見てみると、、、

なんと!無人のPCモニターが勝手に動いているではありませんか!!
誰も触っていないのに、まるで人が作業しているかのような動きを黙々と繰り返すPC。
しかも、すごい速さ。

これはもうホラーです!
夏も終わり、秋がやってきたタイミングでの怪奇現象!!

・・・いやいや。これ前にどこかで見たことあるな。
よくよく思い出してみると、↓過去の記事に私が目撃したのと全く同じ動画がありました!

助けて!MACROMAN!無料RPAツールを使うと1日かかっていた業務が1時間に短縮しちゃった件

ホラーじゃなかった。
君だったのか。ごめんね!「MACROMAN(マクロマン)」!
コクーが開発した完全無料のRPAツール「マクロマン」が社員に代わって働いているところでした。

コクーでは、こんな貼り紙とPCモニターを見かけることがよくあります。
RPAは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略だってことや、PCで行う業務を自動化してくれるということぐらいは知っているし、何だか面白そう。
だけど、実際にどんなものなのかよく分からないな~というわけで、RPAを使いこなす「RPA女子」として活躍する“はまちゃん”に色々聞いてみました!

 

プロフィール

ニックネーム:はまちゃん
入社日:2018年9月18日
所属部署:EXCEL女子事業本部 RPAグループ
経歴:大学卒業後、塾講師を勤める。2018年コクーに入社。
EXCEL女子事業本部 プロフェッショナルサービス部に在籍し、入社後3ヵ月ほどで社内FA制度(※)を利用して、本格始動を開始したRPAグループに異動。
以後、研修講師や、MACROMAN(マクロマン)の案件対応に従事。

※現場や所属を変えたいとき、所定のフローを経て異動することができる制度。プロジェクトやグループや課、また事業部間異動をポジティブに捉え、社員がより良いキャリアパスを描けるよう、会社が支援するもの。

RPAツールを使いこなす「RPA女子」とは?

マキ
はまちゃん!私、「マクロマン」の働きぶりを目の当たりにして、とにかくRPAのロボットってすごい!!ということはよく分かりました。RPAってどんなことでも自動化できちゃうんですか?

はまちゃん
コンピュータ上で人間が行っている作業、かつ一定の規則性があれば大概の作業は自動化が可能ですよ。
例えば、PCへの入力操作やマウス操作を自動化したり、主に事務作業のルーティンワークの自動化に向いているのがRPAです。様々なアプリケーション、ソフトフェアをまたいだ作業の自動化も容易に行えます。

マキ
PC上でコピーして貼り付ける作業とか、大量のデータを一つひとつダウンロードしなきゃいけないとか、そういう日々何気に時間をとられている業務を代わりにこなしてくれるのがRPAのロボットなんですね!私も使ってみたい!

はまちゃん
RPAは疲れたりしないので長時間働くことも可能だし、早朝や夜中に働いても文句も言いません!
日本が「働き方改革」の実行計画を掲げた2017年頃から、多くの企業がRPAの導入を始めました。そして2019年に働き方改革関連法案が施行されたことで、社員の働く時間を減らすだけでなく、仕事を効率よく進める工夫も必要になり、これまで膨大な労力と時間をかけていた定型業務がRPAで自動化されるようになってきました。

マキ
とは言っても、私が急にRPAツールを使えるかというと、、

はまちゃん
RPAは人が指示した通りにしか動かないので、自動化して欲しい作業を覚えさせたり、指示書を作成する必要があります。そのような開発依頼を請け負い、お客様の要望を実現するのが私たち「RPA女子」です。

マキ
RPAを使ったことで、これまで〇〇時間かかっていた作業が自動化できた!とか、結果が分かりやすいので貢献度の高い仕事ですよね?お客様もずごく喜んでくれそう!

はまちゃん
そうですね。RPAはまだ真新しいツールなので、毎回お客様から「すご~い!!」とか感動でいっぱいの分かりやすいリアクションがあります(笑)
お客様から直接ヒアリングを行うので、自分が納品したものへの感想をいただいて「作成してもらったロボットのおかげで業務が楽になった」とか、「ありがとう」という感謝の言葉をいただけるのも嬉しいですし、やりがいを感じる瞬間でもあります。

文系女子が「EXCEL女子」から「RPA女子」へ!

マキ
はまちゃんは元々「EXCEL女子」だったんですよね?「RPA女子」になったきっかけって何だったんですか?

はまちゃん
コクーに入社後、MOSを修了して、新たなスキルとしてVBAの勉強を開始しようとしていた時に相談に乗ってくださった先輩社員がRPAグループ発足メンバーの方でした。
その先輩から、RPAは業務上VBAとも親和性が高く、さらにプログラミングの基礎知識が他のツールやスキルに通用する部分があるとお聞きして、RPAを学習することは自分のスキルアップにつながるのではないかと考えたことがきっかけです。

マキ
それで社内FA制度を活用して、RPAグループに異動したのですよね。
RPAってプログラムを組んだり難しそうなイメージがありますが、やっぱり「RPA女子」って理系の方が多いですか?

はまちゃん
いえ、そんなことはないです。
私も大学は日本文学専攻の文系でした。

マキ
ええっ!はまちゃんはおもいっきり理系だとばかり思ってました!

はまちゃん
いえいえ、文系です。RPAにはプログラミングの基礎知識が必要と言っても、コーディングするわけではないので簡単な処理であれば習得しやすいと思います。

マキ
「RPA女子」の仕事内容はどのようなものですか?

はまちゃん
新規開発の場合は、「この業務を自動化して欲しい」という要望を受けて、ご要望のヒアリングから、設計、実装、納品、サポートの一連の仕事を請け負います。
納品後もブラウザのアップデートやWebサイトの改修等でロボットが正常な動作を行うことができなくなることがありますので、ロボットのメンテナンスも行っています。

マキ
何が原因で正常に動かなくなったのかを検証するのは大変そう。地道な努力も必要なんですね。

はまちゃん
いつもtrial and errorですよ。新しい案件がくる度に「この案件、RPAで自動化できるかな?」とやってみなければ分からないところもあるのでプレッシャーもある反面、私はどちらかというとワクワクしてます。「やってみよう!」という気持ちが強いですし、それを楽しめています。

あと、要望を待つだけでなく、こちらからニーズをキャッチして「この業務は自動化できます」とご提案することもありますし、私はもともと「EXCEL女子」だったので、定型業務に従事する立場の目線ももっていて、どこを自動化すればより効率的なのか、どんな業務を自動化すれば現場業務に貢献できるのかという視点で常に考えています。

マキ
現場のことや業務のことを知っているからこそ、どうして欲しいのかが分かったり、現場の声に寄り添えるのかもしれませんね。

はまちゃん
「RPA女子」として多くの案件に関わったことで、最近はよりお客様のニーズがわかるようになってきました!

「RPA女子」としての今後の目標

マキ
「RPA女子」としての経験を積んでもうじき2年になりますね。
今後やってみたいことや目標はありますか?

はまちゃん
自社で開発したRPAツール「マクロマン」を誰よりも使ってきたと思うので、私の頭の中でだけ完結してしまっている「マクロマン」の個性への対応の仕方などのノウハウをもっときれいにまとめて、字引きのようなものが作れたらいいと思っています。

マキ
「マクロマン」の個性??

はまちゃん
RPAはそれぞれのツール自体よく言えば個性、悪く言えば癖のようなものがあるんです。
「マクロマン」も個性に慣れるまでは、些細なエラーに小一時間悩まされて抜け出せなくなることも多々ありました。例えば、旧字体の漢字が読み込めなくて弾かれてしまったりとか。いまだに、まったく新しい自動化を構築する際は、そういった個性に振り回されることがあるのですが、だいぶ「マクロマン」の個性がわかってきたので、それを言語化して、他のRPA女子やユーザーに伝えていきたいと思います。

マキ
「マクロマン」をよりよいRPAツールに育てていきたいですよね。
通常だとRPAのロボット一台につき何百万とかかる費用が、「マクロマン」だと無料。気軽にRPAツールを使用できるって素晴らしいことだと思います!

マキ
そういえば、はまちゃんがコクーに入社した決め手って何だったんですか?

はまちゃん
入社後の研修が一番しっかりしていたのがコクーだったからです。
塾講師だった頃にはExcelを使うことすらなかったので、転職する時に重視したのが「スキルを身につけて成長できるか」でした。
コクーの採用面接では、しつこいぐらい研修の内容について質問しちゃいましたね(笑)

マキ
そのしつこいぐらいの熱意が採用担当者に伝わったんでしょうね!
きっと、コクーの研修を活用して驚くほど成長してくれるはず!って。実際、Excelのスキルに加えてRPAのスキルも身につけて、活躍のフィールドを広げているんですから有言実行ですね。

はまちゃん
RPAは課題に対して、毎回クリアできるか挑んでいくような面白さがあって、それが私に合っているんですよね。

マキ
では、最後に、これから転職を考えている方、これからコクーへ入社される方へメッセージをお願いします!

はまちゃん
自分の人生は自分で決めるのが一番だと思います。決断できない時は、何かが足りないということ。
私の場合は、スキルや資格が決断するための一つの要素になってくれていると思います。コクーには成長するための環境があります。社員もみなさん優しくて親身に教えてくれるので、学べることがたくさんあると思います!

 

 

コクーでは、一緒に働く仲間を募集しています。
みなさまのエントリーをお待ちしております!

 

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