こんにちは!ITインフラ事業本部 人事の石田です。
小泉環境大臣が育児休暇(以下、育休)を12日間取得され、
その後も育休取得者や予定者と意見交換会を開いたりと男性の育休取得について
改めて見直すきっかけになったと感じています。
当社でも育休を取得する男性社員がまだまだ少ないのが現状ですが、
お子さんが生まれた直後、2か月間育休を取得した男性社員にインタービューをしてみました!
これを機に、男性社員も当たり前のように育休を取得する環境を創っていければと考えています!
プロフィール
ニックネーム:ヤマ
入社日:2013年04月1日(新卒入社)
所属事業部:ITインフラ事業本部
担当業務:インフラエンジニア
現在はリーダーとして、数名のメンバーをマネジメントしています。
直近では部門MVPも受賞しており、当社では知らない人はいないぐらいの有名人です!( ´∀` )
またご友人も紹介いただき、なんと現在は同じ現場で就業しています。
当社の社内イベント企画運営や社内の情報収集をするなど、社員満足を追求する組織「ESG(Employee Satisfaction Group)」や
社員の、社員による、社員のための教育形態「コクーアカデミー」の活動に主体的に参加するなど組織貢献が高く、
いつもユーモアあふれる人柄でいろんな頼みを快く引き受けてくださるので、社内外にもファンがいっぱいです。
>関連記事:『当社の「お・も・て・な・し隊長」滝川栗ステルにEXCEL女子について聞いてみた』
案件内容は?
ヤマ
インフラエンジニアとして、ネットワークアプライアンス/サーバ製品を軸に
提案から設計・構築、引き渡しまでワンストップでサービス提供しています。
原則、お客様先に常駐して業務に従事しており、自社のメンバーは10名程度ですが、
仕事ではお客様と共同作業することがほとんどです。
育児休暇期間は?
ヤマ
2019年7月1日~9月1日の2か月間です。
育児休暇を取得したきっかけ
ヤマ
私自身、特に意識はしていませんでしたが、妻の強い要望で意識するようになりました。
元々、子供好きということもあったので、子供が小さい頃から育児に携わりたいと思い
取得を決意しました。
育児休暇に入る前に取り組んだことは何ですか?
ヤマ
関係者への根回しは周到に行いました。
まずは自社や常駐先での上長に取得意志を示し、お客様にもあらかじめ相談しておきました。
出産予定日が7月だったので、3か月前を目安に自社の上長からお客様に具体的に相談していただき、
2か月の育休取得のために各方面への調整のご協力をお願いしました。
-3か月前!?早いのか、遅いのか・・・
ヤマさんのことだから、色々考慮されてそのタイミングに根回しされたと思うんですが・・・
ヤマ
取得する意思を伝える関係者の方や時期の見極めは人それぞれだと思うので、
育休取得するにあたり、関係者の方へ負担や迷惑にならないように考えた結果、自分は3か月前でした。
女性の場合はもっと早くわかっていますよね。
-確かに。他に考慮されたことや周囲の反応はいかがでしたか?
ヤマ
あとは自身の担当案件の引き継ぎを意識しながら、共同作業者にも漏れがないように共有しました。
育休の取得の1か月前には、フロアにいる方々に知れ渡っている状況になりました。
社会の風潮が後押しした感じはありましたが、特に取りづらさを感じた場面はありませんでした。
育児休暇期間中どんなことをしていましたか。
ヤマ
育休開始直後は何をしていいのかわからず、
モンスターハンターXXでひたすらテツカブラを狩猟していました。
-まさかのモンハンw奥さんに怒られませんでした?
ヤマ
いやいや、さすがに何もしていなかったわけじゃないのでw
ただ炊事・洗濯を中心に自分の中で出来る事をやっていたつもりですが
認識している “家事” の範囲が、妻の認識と大きく異なっていることをこのタイミングで知りました。
たとえば、トイレ掃除。
私はトイレ掃除=便器掃除の認識でしたが、
妻の中ではトイレ掃除=床や壁を含むトイレという空間全般、というように
全く違う認識で家事をしていたことを知り、
日々相談して認識ギャップを埋めながらできることを実践していく、
育児で大変な妻をサポートするためのトレーニングに近い期間だったと思います。
-育休=育児への参加だけではないってことですね。
ヤマさんの場合、お子さんが生まれた直後から育休を取得されたので
奥様としては初めてのことばかりで大変な時にすぐ相談できたり、サポートしてもらえる環境で心強かったでしょうね!
ヤマ
妻としては、ギャップの埋め合わせで疲れたかも。
でも生まれた直後に取得したのは、職場復帰後もギャップがなくサポートできるので結果として良かったと思います。
育児休暇期間中の1日の流れを教えてください。
9:00 朝食
10:00 洗濯
11:00 買い物
12:00 昼食
13:00 フリー
15:00 散歩
17:00 風呂・夕食
19:00 フリー
22:00 就寝
育児休暇を取得するメリット・デメリットは何ですか?
-まず、メリットからお願いします。
ヤマ
メリットは夫婦のコミュニケーションを密にとれること、
育児のポイントを押さえられることかと思います。
平日日中にこんなに長い時間一緒に過ごせたことがなかったので、
お互いの考え方をより深く知るきっかけになりました。
また、初めての育児で一体何から手をつければよいのかわからなかったのですが、
これも育休取得によって自分のやるべきことが分かるようになったかと思います。
-家事もそうですが、分担が明確になるとスムーズになりますもんね。
女性としては言わなくてもやってくれると一番助かるかも。では、デメリットはどうですか?
ヤマ
長い時間を共にすることで息が詰まるタイミングがあったことです。
夫婦といえど、やはり顔を合わせない時間も重要な時間だということに気付きました。
また、恥ずかしい話ですがお金のやりくりがあまり上手ではなく、
出産直後に想定外の金欠に直面したことも大きなデメリットだったかと思います。
-サポートし合って、お互いの息抜きができるようにすることが重要ってことですね!
金欠はやばいですね・・・出産費用とか金銭面も事前に考えておくこと(メモメモ)。勉強になりますw
これから育児休暇を考えている方にメッセージをお願いします。
ヤマ
現場含め、各方面の調整や相談は早めにすること。
環境によっては調整がうまくいかず、取得が困難になるケースもあるようです。
自治体や政府の制度を使用する場合は、事前に申請方法やキャッシュフローをよく確認すること。
実際にお金が必要なタイミングと手当が振り込まれるタイミングは2-3か月のラグがあります。
取得期間はよく相談すること、生まれないとわからない、
取ってみないとわからない点はあるにせよ、どの程度奥さんが求めているのかは事前によく相談しておくといいです。
ご自身の育児休暇を一言で表すと?
『父性育成休暇 !!』
以上。育休を取得した社員のインタビューでした!
男性の育休取得だったり、子育て世代へのサポートや理解がある会社であれば、働く女性はとても安心ですよね。
他にも育児休暇を取得した社員がいるので、またの機会にご紹介します!
次回もお楽しみに♪
▼コクーでは、新しい仲間を募集しています!!
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