“食いっぱぐれないインフラエンジニア” を目指す!そんな基盤ソリューション第2課のメンバーは実は“ふんわり”してる?

はじめまして!デジタルマーケティング事業部に所属しているサトウです。
私はアラサーなのですが、業務で年代が異なる10代や40~50代男性向けプロモーションを考えるのに苦戦することも・・・
そんな中、コクーでは部活動や、研修などを通じて、ITインフラ、EXCEL女子、デジタルマーティング、RPA、REALVOICEの5つの事業部からなる多様な社員の方々と交流できる場があるので、様々な方に意見を聞いて参考にしたり、業務の助けにもなっています。

じつは、私の夫はフリーで働くエンジニアなのですが、会社員の頃は、周囲とのコミュニケーションが希薄で辞めていく人が多かったと聞いたことがあります。
ん??でも、本社で見かけるコクーのエンジニアの方たちってめっちゃ楽しそうなんですよね!あれっどういうことだろう!?気になる!ということで、今回は、おとなりのITインフラ事業部のメンバーってどんな方たちなのか、コミュニケーションが活発と噂の「基盤ソリューション第2課」が主催する勉強会に潜入して探ってきました!

プロフィール

 

ニックネーム:こやま(写真:左)
入社日:2017年4月1日
所属部署:ITインフラ事業本部 エンジニアリングサービス部 基盤ソリューション 第2課
役職:リーダー
経歴:情報系学部出身。ITのネットワーク分野に興味を持ちながら就職活動をしていたところ、ITインフラ研修サービス「VeXUS(ベクサス)」に惹かれ入社。研修後は、工場などの小規模案件から鉄道などの大規模な案件までのネットワークインフラ設計構築業務に幅広く携わる。今後は自分の技術知識を高めるとともに、部下へ継承していき、ネットワークは面白いと思ってもらえることを目指している。
部活動:DJ部、軽音部、eSports部
もし、インフラエンジニアじゃなかったら何の仕事をしていた?:就活当初、鉄道会社に入りたいと思っていました。(でも、全落ち(笑))
結果的に鉄道系のネットワークの業務に携われたことはとてもうれしく思っています。


ニックネーム:くまさん(写真:右)
入社日:2020年8月1日
所属部署:ITインフラ事業本部 エンジニアリングサービス部 基盤ソリューション 第2課
経歴:前職はアフレコスタジオのアシスタントエンジニアとして従事。転職エージェントに「今の売り手はITだ!」とアドバイスを受け、機材や機械を触るのが好きだったことや、手に職をつけたいという思いから、ITエンジニアへの転職を目指す。異業種からの転職なので研修制度がしっかりしているところを探していたところ、「VeXUS(ベクサス)」を知り、コクーへの入社を決意。現在、企業向けのクラウドサービス提供を行なっている会社にて運用業務に従事している。
もし、インフラエンジニアじゃなかったら何の仕事をしていた?:カフェ店員、美容皮膚科の受付などをやってたかなと思います。


ニックネーム:ぐみ
入社日:2022年7月1日
所属部署:ITインフラ事業本部 エンジニアリングサービス部 基盤ソリューション 第2課
経歴:前職ではコクーと同じSES企業にて営業に従事。採用を目的としたYouTubeの立ち上げや、メンバーマネジメントも担当。元々エンジニアをやりたい気持ちがあり、より良い環境を求める中で研修が充実しており、社員を大切にしている空気を強く感じたコク―に転職。
部活動:スポッチャ部
もし、インフラエンジニアじゃなかったら何の仕事をしていた?:営業企画(マーケティング)職。何かを企画して、マネタイズする仕組みを考えることをやってみたいです。

サトウ
3人とも、研修の手厚さが入社の決め手になっていたんですね。実はサトウ、最近、「基盤ソリューション第2課」で画期的な勉強会が新しく始まったという話をききつけたんです!ということで、今日は勉強会現場からお送りしたいと思います!皆さんよろしくお願いします!

こやまくまさんぐみ
よろしくお願いしま~す!

“食いっぱぐれない”を目指す。勉強会

勉強会は課のVISIONに基づいて実施されているんですよね。VISIONについて、課長に伺ってみました。

課長
呼んだ~?はい!課長です。
課のVISIONは“食いっぱぐれないエンジニア”を目指すことです。最新の技術知識を身につけることに意識が向きがちですが、現場でおきるトラブルに対する解決能力も必要と考え、ネットワーク機器の実機を用いた勉強会を開催しています。

基盤ソリューション第2課の課長

こやま
勉強会をはじめたのはあの”ヤマさん”です。社内では言わずと知れたアワードのMVP大常連。

MVP大常連で採用ブログの大常連でもある”ヤマさん”

▼社内で知らない人はいないぐらいの有名人!ヤマの「採用ブログ」記事はこちら!

知人や友人、家族をコクーへ紹介する制度”PI”とは? 二人ともMVP獲得!!伝説の男「ヤマ」とその”PI”入社者「シュンタ」

育児休暇を取得した男性エンジニアに聞いた!『父性育成休暇』とは?

こやま
私は勉強会の講師を担当しています。
現場は失敗が許されないから、失敗を経験できない。トラブルシューティングを経験していない人よりしている人が強いのは明らかですよね。
2000年頃までのネットワーク黎明期は、ネットワークインフラというものが企業内で超重要という訳ではなかったため、失敗しても「しょうがないね、直しておいて」で済んだ場合もありました。そして原因の究明・問題の解決を頻繁に行っていました。

サトウ
確かに、会社の中のネットワークって進化していて、数十年前とはだいぶ違う気がします。

こやま
そうなんです。ITが主要業務を担う企業が増加し、年々、ネットワークインフラの重要性が高まるにつれ、ミスしてはいけない時代になり、さらにQA(品質管理)の向上でミスをする機会がなくなってきています。
これだけ聞くとミスしないことに越したことはないのですが、見方を変えると「失敗したことがないエンジニア」が出てきます。これの意味するところは「トラブルシューティングが苦手なエンジニア」なのではと私たちは考えました。そこで、「トラブルシューティングが得意なエンジニア」を育てるためにこの勉強会を行い、ゆくゆくは食いっぱぐれないエンジニアになって欲しいという思いでおこなっています。

勉強会ではどんなことをやっているのですか?

こやま
ネットワークのレイヤーごとに、あらかじめ講師陣で、何か所も障害を起こしておき、その障害を受講者が解決していくという流れです。例えば、LANケーブルを挿すポートを間違えたり、ネットワークの設定を間違えたりしておきます。

勉強会を通じて、どんなことを得られましたか?

ぐみ
私は、トラブルシューティングのプロセスを聞くことはありましたが、実際に機器に触れて、自分でやってみたのは初めてだったのでとても楽しく有意義でした。起きている障害がどのレイヤーのものかをはやく判断するコツや、どのような障害が起きているかを最短ルートで判別する方法を知れました。

くまさん
“自分が分かっていても、必ず全員が理解している訳ではない”と気づかされたことです。
サクッと説明するだけだと、なぜ?と思う方もいて、講師に都度止められました。
なぜその作業をしたいのかというところまで伝えるのは、難しかったですし、初心に戻れました。でも、説明力の乏しさには少し絶望しました。

サトウ
難しそうです。力がつきそうですね!

くまさん
トラブルシューティングは、普段業務で関わっている内容であれば指摘をしやすかったのですが、触らない箇所の問題点についてはなかなか正解できず、知識の底上げの必要性を感じましたね。

サトウ
現場仕事もある中、勉強会の準備は大変ではないですか?

こやま
結構キツイです。まず、どういうシナリオにするかを1か月位かけて練ります。
それから、1日掛けて、会議室の中に機器を置いて、コードでつないで、研修環境を準備します。受講者との調整もありますし、準備は速度優先でやらなくてはならないので、手間取ってしまい、開始前に講師陣がトラブルシューティングするはめになることも(笑)

サトウ
見学した際は冷静な講師に見えましたが、実は内心ひやひやだったんですね(笑)
講師として、嬉しい瞬間ってどんな時ですか?

こやま
単純に技術を教えるのが楽しいってこともあります。あとは・・・受講者が予想を超えて優秀で、障害箇所の特定が早かったりすると嬉しくてニヤニヤします。なお、困ってるところを見てもニヤニヤします。

サトウ
ニヤニヤ、ちょっと想像つきます(笑) 研修講師をやろうと思ったきっかけはありますか?

こやま
リーダーになったのがきっかけです。リーダーは、周りからの期待もあって、とりあえずやってみようと始めました。リーダーになると、自分がメンバーに還元できるものは何だろうということを考え始めたんです。

基盤ソリューション第2課について聞いてみました

普段はどんな雰囲気ですか?

こやま
各個人の特色が際立っていますが、課長がフランクな性格であるのもあって、まとまりがよく、IT部門で一番仲がよい課だと自負しています。

ぐみ
気さくな方が多く、話しやすいです。課会でも、誰かが一方的に話すのではなく、全員が会話に参加していて温かい雰囲気です。

くまさん
飲み会好きが多いイメージです(笑)課長がすごく楽しい方なので、メンバーの雰囲気もいいです。やる時はやる!楽しむ時ははっちゃける!人当たりも優しくふんわりしている課です。

サトウ
えっ、ふんわりしてる課!詳しく聞きたいです。

くまさん
ムードメーカーとなっている課長やリーダーの“こやま” さんのことを思い浮かべて言ったのですが、寄り添ってくれる人達です。忙しくっても、あーしなきゃ、こーしなきゃを強く言う感じじゃないんです。それに、みんな、なにかあった時に雑談をさらっとできる、真面目な話も。誰でも包み込んでくれる感じが「ふんわり」です(笑)

(ふんわりの図)

サトウ
それでふんわりですね!言われてみたい!

くまさん
『配属される前の研修期間の時に、課長が、「元気?頑張ってる?大変だよね、頑張って」と、さっと声かけて、さっと消えてったんですよ。
現場に出る前のエンジニアのイメージだと、お堅く気軽に話せるイメージがなかったので、エンジニアってしゃべるじゃん!って驚きました(笑)そこで2課に入りたいと思いました。入ってからのギャップはなかったです。

サトウ
そんな風に声掛けてもらえるのって嬉しいですよね!

普段の課内のコミュニケーションについて

メンバーどうしの距離感ってどんな感じですか?

ぐみ
ラーメン好きなんですけど、同じ現場のメンバー全員それぞれと行ったくらい、よく行きます(笑)まだ若いから大丈夫!ってひと月に10回は言われました。

サトウ
結構行ってますね!体、大丈夫ですか?(笑)

ぐみ
言い訳じゃないんですけど、私からは誘ってないんです!

こやま
私は普通盛で、“ぐみ”は大盛とか特盛なのに、先に食べ終わる姿が好きでつい(笑)
ごめんね(笑)

くまさん
ごはん行けるの良いなぁ(笑)
リモートだと、2カ月に1度、メンバー会があります。横のつながりの強化と、情報交換をすることが目的です。毎回アイスブレイクが面白くって。それが楽しみで、参加できるよう日程調整頑張るくらい!先日は、他己紹介をやったのですが、メンバーに興味を持つようになりますし、自分が周りからどう見えているかわかる機会でした。定期的に交流できるので、孤独は感じないですね。

こやま
趣味の合う人どうしで、プライベートで出かける人もいますね。
私は、所属するDJ部で、課長と一緒に本社をDJ空間にしてしまいました!(ジャーン)

サトウ
おお・・・すごい!!会社がDJブースになるなんて・・・最高すぎますね!
私の周りのデジタルマーケティング部メンバーも遊びに行ったと聞きました!

コミュニケーションが取れていて良かったと感じることを教えてください。

こやま
何か困りごとがあったりしたりする場合に相談しやすかったり。これが得意!という人を知っておくことで自分の助けになったり。普段から、横の人が何をしているのかなるべく知っておくようにしています。

ぐみ
ちょっとした雑談を普段からしてるので、私も、困ったときに相談しやすいと感じています。

くまさん
そうそう。私も、資格の勉強などで理解できない、納得いかないことなんかも、割とすぐ聞いちゃいます。

こやま
二人ともしっかりコミュニケーション取れてるんだね。リモートだと、話すタイミングがわからない。言っていいだろうか。みたいなためらいが生まれがちだけど、もっともっとなんでも話せるような環境作りを計画中です。

祝!くまさんMVP受賞。メンターとしての想い

くまさんは第4期1Q(2022年7月~9月)IT事業部門”MVPを受賞されましたね。おめでとうございます!メンターとしての活躍が評価されたと聞きました。

くまさん
ありがとうございます!メンターとは、入社直後の社員のサポートをする先輩社員のことです。私も入ってすぐの頃、同じ課のメンバーも分からず、会えずの中の研修は辛いところがあるなと思っていて。有給ほんとにとっていいのかな?そんなことを聞いてもいいのかな?と、ちょっとしたことにも不安な気持ちがありました。メンターは、「そのことで困ったら、この人に聞いたらいいよ」とつなげる役割を担っています

サトウ
面倒見の良い方なのだろうなと思っていました!

くまさん
面倒見がいい訳ではないんです。他にやる人がいない!が始まりでした(笑)
でも、せっかくやるなら、今後も続いていくような仕組みや、引継ぎやすさを考えました。そんな風に、任されたことを、自分事として捉えられたのが良かったのかもしれません。頑張りも見ていてもらえて、評価にもつながってくれて嬉しいです。

サトウ
ちゃんと見ていてもらえるって大切ですよね!

リーダー陣ってどんな人たち?

サトウ
二人から見た“こやま” さんのイメージを教えてもらえますか?

くまさん
頼れる先輩で、リーダーになったのも自然の流れでした。懐に入るのが上手い。さーって入って、さーっていなくなる。それがみんな、心地いいのだと思います。

ぐみ
1きいて10、11と答えてくれる。やり方だけじゃなくて背景まで。だから、生かしやすいし、自分で考えられるようになる。これまで出会ったことのないタイプの方で衝撃的でした。

こやま
期待されると応えたい性格なのを二人とも、よくご存じのようで(笑)

私から見た“くまさん”は、真面目で仕事熱心。何かやるときにも意見を出してくれる貴重な存在です。現場の人に聞くと、オペレーションに忠実で、さらに120%で返してくれると高評価です。同僚からも一緒に働けて良かったという声を聞きます。課の勉強会などもリーダーシップを発揮してくれています。

“ぐみ”は、後輩なのに頼れる存在です。前職で営業をやっていたのもあって、要点を抑えて効率的に業務を進めてくれて本当に助かっています。また、私のうっかりミスもフォローしてくれて、周りを見ているのだと感じています。現場でもムードメーカーになっていますね。

サトウ
他の先輩はどんな感じですか?

こやま
リーダー陣は、技術系でフォローする人がいれば、違うベクトルで頑張っている人もいて。そんな姿を見ると、私もやる気になります。

インフラエンジニアをやってみようと思った理由

サトウ
すっかり2課ファンになってしまいました!一緒に働いてみたい!でも、ITインフラという言葉すらわかっていなかった私じゃちょっと・・ですよね?

ぐみ
サトウさん、デジマ辞めちゃうんですか?(笑)
私は入る前からインフラやりたいって決まっていました。食いっぱぐれたくないって、まじでずっと思ってました。インフラエンジニアの仕事は、人にとって、水道や電気と同じ、無くてはならないものの一つです。狭く深くやれるのも自分に合っていて。例えば、同じエンジニアでも、コードを書くエンジニアであれば、言語にトレンドがあったりしますが、インフラネットワークは一度導入したものをずっと使い続ける会社が多いですからね。

くまさん
私は“ぐみ”とは対称的かも。はっきり決まっていたわけでなく、IT系人材が不足しているってところが始まりでしたね。選考が進む中で、業界について知っていった感じでした。

サトウ
なるほど。人それぞれなのですね~!

インフラエンジニアとして働く中でのコミュニケーションについて

業務中のコミュニケーションで気をつけていることはありますか?

ぐみ
お互いのコミュニケーションコストを削減するために、文字で完結する努力をしています。箇条書き、スクショに文字を入れるなどで工夫しています。ドキュメントをつくる機会は多く、1日中作成することも。しゃべる方が得意ですが(笑)そこに頼りすぎないように気をつけています。将来リーダーになった時に、メンバーとやりとりする時にも大切な能力だと思っています。

くまさん
業界用語が多く噛み砕いて説明する場面は四苦八苦しますね。例えばIPアドレスは住所と言い換えるなど、相手が人生で出会っていそうなものを想像して、例えるように心がけています。

こやま
自社と他社で使用する業界用語が異なり、意思疎通できない経験は割とあります。
最近あったのはLACPという技術用語で<エルエーシーピー>と読む人と<ラクプ>と読む人がいました。

インフラエンジニアに必要な能力について

インフラエンジニアにとって技術以外にも必要な能力は何だと思いますか?

ぐみ
読解力と文章力だと思います。設計書や手順書を読み込んでその通りに実行したり、自分が作る際は理解したりしてもらわないといけないので、思っていることを簡潔にまとめて伝える能力は重要です。営業の経験は大いに生きています!

くまさん
コミュニケーション能力、説明力、タスク管理力が試されていると感じます。リーダー職などになればマネージメント力もでしょうか。これから鍛えていきたいです。

こやま
分からないことは相手に聞くこと、そのままにしないこと。聞き方を考えること。周りに問題を共有し、助けを求めること。だと思います。

サトウ
技術力だけじゃないコクーのエンジニア。そんな人たちが集まる基盤ソリューション第2課。だからこそ、気持ちよく働くことができる場所なのですね。楽しそうな理由が良くわかりました!ありがとうございました!

こやま
“くまさん”や“ぐみ”が2課に来てくれてほんとに嬉しいです。
これからも、一緒に頑張る新たなメンバーを、楽しみにお待ちしています!

▼コクーでは、「上流工程に携わりたい」「技術を極めたい」「切磋琢磨しながら成長していきたい」「新しい取り組みをしたい」という方のエントリーをお待ちしております!

 

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