2020年にコクーが初めてエントリーして以来、今年で3度目の挑戦となる『NIKKEI全国社歌コンテスト2023』。
「全て手作りで社歌コンテストに参加する」をモットーに作曲、レコーディング、映像まで全て社員で制作してきました。
今年こそは決勝に行くぞ!最優秀賞とるぞ!と意気込む社歌プロジェクトメンバーに、今年の制作の裏側を聞いてみました。
まずは、バンドメンバーに聞く【バンドメンバー編】です!
「まるで雑誌のインタビューのようにゴリゴリにカッコつけてみたい!」
というメンバーの思いからめちゃくちゃスカした感じの写真を撮ってみました。
雑誌インタビュー風の写真もたのしみながら、最後まであたたかい目でお付き合いください!
シキ(写真:左から1番目)
入社日:2020年2月1日
所属:ITインフラ事業本部
担当パート:ドラム
おーたけ(写真:左から2番目)
入社年月日:2020年7月1日
所属:ITインフラ事業本部
担当パート:ギター
くらら(写真:左から3番目)
入社年月日:2021年5月15日
所属:EXCEL女子事業本部
担当パート:バイオリン
ちゃんみー(写真:左から4番目)
入社年月日:2022年4月1日
所属:EXCEL女子事業本部
担当パート:ボーカル
カズシ(写真:左から5番目)
入社日:2015年10月1日
所属:カルチャー推進室
担当パート:ギター&コーラス
駿太(写真:左から6番目)
入社日:2019年8月1日
所属:カルチャー推進室
担当パート:ベース
社歌プロジェクト参加の経緯を教えてください。
カズシ
俺と駿太はもう毎年恒例ですね。また社歌の季節が来たねって感じです。
くらら
昨年の社歌プロジェクトにバンドメンバーとしてお誘い頂き、とても貴重な経験をさせていただきました。また社歌プロジェクトを通じてコクーの皆さんの仲間に入れてもらえたと強く感じたので、「今度は迎え入れる側になれたらいいな」と思いました。そして少しでも力になれることがあれば、との思いで参加を決めました。
シキ
僕も去年参加していて、今年も当然やるしかないかなと。
社歌プロジェクトでしか味わえないアツい仕事をまたしたくて参加しました。
「本気で何かをみんなで頑張る」って実は大人になるとそんなに無いんでね。
ちゃんみー
就職活動の時にコクーの社歌を見て「楽しそうな会社だ!」と感じていたので、いつか自分もやってみたいと思っていました。
社歌プロジェクトの募集前からお話はお聞きしていたのですが、前職でミュージカルの舞台に立っていた経験や知識が少しでも活かせるのではないかと思い、参加しました。
おーたけ
僕は今回激しめのギターが弾ける人が欲しいということで誘ってもらいました。
駿太
今回はガッツリバンドサウンドにしたかったからメタル畑出身のおーたけさんのギターが必須だなって思って声かけたんだよね。
カズシ
元々駿太とシキ君はおーたけさんがやってたバンドを見たことあったんだっけ?
シキ
そうなんですよ。まだ20歳ぐらいの時にゴリゴリのメタルバンドやってたおーたけさんを見ていて、コクーの軽音部(※)の自己紹介でこんなバンドやってましたって動画貼られた時にめちゃくちゃ知ってるー!見たことあるー!って(笑)
おーたけ
ちなみに僕はカズシさんが昔やってたバンドのライブを観に行ったことあります。
駿太
世間は狭いなぁ。
※軽音部・・現在29の部が活動中のコクーの「部活動」の一つ。音楽好きで「NO MUSIC, NO LIFE.」な社員が集まる部。
別のバンドで活躍していたメンバーが、コクーで再会するというのはすごい偶然ですね。
今回の社歌は新曲ということですが、どのように楽曲が生まれたのか教えてください。
カズシ
今回は制作に使える時間がかなり短いとわかっていたので、プロジェクト開始の段階で候補曲を数曲用意しておいてどの曲にするか皆に選んでもらいたいと思っていました。
時間がない中でデモを数曲制作していたのですが、時間に追われているとなかなかいいものができず。
多様性を表現するために重たい音楽を意識してヘヴィなイントロを作ってみたりしたけれどしっくりこなくて。
そんな中、晩ごはんを食べていたら急に今作のサビのメロディーが降ってきてすぐにボイスメモに録音しました。
その時、歌詞はなくて適当なカズシ語だったんですが、なぜかサビの最後はこの時点で「What’s “Your” Purpose?」いう歌詞になっていました。
そのボイスメモを元にワンコーラスのデモを作って、他の候補曲と一緒に楽曲制作チームに聞いてもらったんですが、満場一致で「What’s “Your” Purpose?」でいこう!となりました。
聴いている時に皆の顔を見ていたのですが、サビでニヤってしてくれたのを覚えています(笑)
シキ
サビのメロディが良すぎて思わず笑っちゃいました。
元々女性ボーカルを想定して制作されていたんですか?
駿太
いや、今回はボーカルが誰になるかわからないまま楽曲を作り始めていたので、最初は今よりもキーが低い状態で作っていましたね。
ちゃんみー
そんな中で「ボーカルやらない?」と声をかけられて、これは大変なことになったと気づく前に「やります!」って言って、勢いに身を任せよう!と思って(笑)
カズシ
本当に引き受けてくれてありがとう(笑)
そこから”ちゃんみー”のキーを探って今のところに落ち着きました。本当に求めていた通りの声質だったので驚きました。
駿太
そこからコクーのパーパスにもある「多様性」を楽曲でも表現したいよね、という話が出てDJパートを作ったという流れですね。
シキ
どうせDJパート入れるなら後ろの演奏もラウドな印象のものがいいよねって提案させてもらったんですよね。僕たちは皆2000年台のミクスチャーロックが根っこにあるから、「LINKIN PARKみたいな感じ」って伝えて「あーなるほど」みたいな感じでストレスなくイメージ共有ができましたね。
おーたけ
社歌である以上あまりゴツくてもダメだよね、ということで一番低くてもC#ぐらいに抑えようか、という話になってDJパートはあのフレーズに落ち着きました。
くらら
サウンド面もかなり試行錯誤していましたけど、歌詞も結構ギリギリまで悩んでましたよね?
カズシ
歌詞に関しては長くなるけど語らせてもらうね(笑)
今回の歌詞のテーマはパーパスだったので、社員のみなさんに「あなたのパーパスを教えてください」とアンケートを取りました。
社員からのいただいた様々なパーパスの中から仮段階の歌詞に自然と取り込めるものを採用させていただきました。
なので歌詞の中にはコクー社員のパーパスが散りばめられています。
そして曲名の「What’s “Your” Purpose?」を見て気になると思うのですが、「“Your”」の部分に「””」がついています。
実はこれに意味があって、1番では“Your”=”自分”を表しています。
「What’s “Your” Purpose?」=「“私の”パーパスは何?」
自分で選択して今の道に来たけど、ふとした時に「あれ?このままでいいんだっけ?」と疑問に思い始める時があると思います。
そんな中で現実をかき分けながら自分のパーパスってなんだっけ?と自問自答して、再び歩き出す様子を描いています。
2番では“Your”=”あなた”を表しています。
「What’s “Your” Purpose?」=「“あなたの”パーパスは何?」
周りに悩んでいる仲間がいて、”自分のパーパスを信じていいんだよ。あなたの話を聞かせてよ” と後押しする様子を描いています。
そしてラストサビでは“Your”=”この楽曲に触れたあなた達”を表しています。
「What’s “Your” Purpose?」=「“この曲を聴いたあなたの”パーパスは何?」
ラストサビ前のラップでコクーのパーパス”デジタルの力でダイバーシティ&インクルージョンが当たり前の社会をつくる”と発信していますが、
「コクーのパーパスはこうだけど、あなたのパーパスはなんですか?」と問いかけているイメージです。
この楽曲はコクーの社歌として制作しましたが、社歌コンテスト2023のテーマソングのような存在になれたらいいなと願っています。
大それたことをいうかもしれませんが、ラップ部分をそれぞれの会社のパーパスや自分のパーパスに置き換えて歌ってもらえるような曲になればいいなと。
なので、最優秀賞の特典のカラオケ配信はマストですね(笑)
なるほど。歌詞の意味を知るとまた聴こえ方が変わってきますね。
歌詞と楽曲がまとまったのはボーカルレコーディング当日の午前中だったと聞いていますが?
カズシ
そうなんですよ。”ちゃんみー”には本当に申し訳ない。
ちゃんみー
当日だったからこそレコーディングで歌のイメージをすり合わせていく作業が、濃密で楽しい時間だったと思います。
歌詞がとても素敵で、集中すると感情がすごく盛り上がって、歌詞とかメロデイーを間違っちゃうんです(笑)
誰かの想いを言葉にして歌うって心がゾワゾワーってなるんですよね。そのゾワゾワーってする瞬間が好きです。
くらら
レコーディングに同行しましたが、当日にできたものを歌っているとは思えないほど”ちゃんみー”は上手だし、迫力があってさすがミュージカルの舞台に立っていたプロだなと思いました。
楽曲のミックスなどは全てカズシさんが行っているんですよね?
カズシ
そうです。毎年各パートのバランス調整に一番時間かかるんですが、音量はもちろん、EQやエフェクトのかかり具合もギリギリまで悩みました。
中でも悩んだのが楽曲ラストの合唱パートで、前回同様にコーラスとして人事の”さっちゃん”とデジタルマーケティング事業部の”いそちゃん”にご協力いただきました。
合唱パートは総勢10名くらいパートがいて、合唱っぽくするのを意識しました。
男声の低いパートやハモリパートなどさまざまな声が詰まっていますのでぜひ耳をすまして聴いてみてください。
あと、ラストサビのメインボーカルは部分部分で”ちゃんみー”の声が2つ重なってダブリングになっているのでここも耳澄ましポイントです。
ちゃんみー
あのラストのサビの合唱部分いいですよね。
色んな社員がコクーにいるのと同じように、沢山の声が重なって一つの歌を歌っている感じがとても好きです。
おーたけ
それで言うと僕はカズシさんのラップが好きです。
シキ
同じく。
カズシ
ラップなんてやったことなかったからこれでいいのか?ってずっと不安だったけど、皆にラップが好きって言ってもらえて安心しました(笑)
今作のレコーディングはどのように行ったんですか?
駿太
これまでの作品ではベースを打ち込みで入れていたんですが、今作は楽曲に勢いを持たせたかったので僕が家で弾いてカズシさんにお渡ししました。
レコーディング自体久々だったので自分が下手になりすぎててびっくりしました。
おーたけ
僕も今回ギターを弾かせていただきましたが、とてつもなく時間がかかりました…。
カズシ
実際にレコーディングすると細かいところまで気になってキリがないよね。
ドラムとバイオリンは打ち込みで入れさせてもらいましたが、DJのスクラッチ音はIT基盤2課の齋藤課長に実際にプレイしてもらったものを収録しました。
シキ
ドラムのフレーズに関してはかなり時間をかけて細かいアレンジまでこだわらせていただきました。今年は去年以上に白熱した打ち合わせになりましたね(笑)
駿太
喧嘩まではいかないけど、ぐらいなテンションだったもんね(笑)
打ち合わせは全てリモートですか?
ちゃんみー
そうですね。リモートだと話していることのイメージが掴みづらくて、映像面に関しても撮影ギリギリになるまでどのようなMVになるかわからなかったです。
皆の言ってることに対して「そうかな?」とか思いながらも、皆のイメージは固まっていそうだったので「うんうん!」って頷いてました(笑)
くらら
確かにイメージが湧きづらいところはありましたけど、リモートだからこそタイトなスケジュールの中で何回も細かく打ち合わせできたのはよかったですよね。
シキ
本当にスケジュールはタイトだった。キックオフから楽曲完成まで約2週間、撮影まで1ヶ月って感じだったもんね。
くらら
そしてまさかMV撮影日に台風が直撃するとは思わなかったですよね(笑)
おーたけ
向こうから真っ黒い雲と雨が迫ってくるのが見えました(笑)
シキ
あの光景は一生忘れないと思う(笑)
メイキングムービーで台風直撃の瞬間を観ましたが凄まじい映像でした(笑)
映像の中で皆さんのおすすめポイントはありますか?
くらら
私は旗をみんなで運ぶ足元のシーンが好きで、皆のカラフルな衣装も合わさってとてもきれいな映像だなと思います。
ちゃんみー
私はDJ&ダンサーズがやってくるところです。初見の時は思わず巻き戻しました(笑)
おーたけ
僕はラップですね。
シキ
同じく。
駿太
僕もですね。躍動感があって好きです。
皆さんラップパート大好きですね(笑)
今回の社歌プロジェクトに参加して良かったと思う点を教えてください。
シキ
前年よりチームが大きくなったので意見をまとめる事が非常に困難でしたが、その分多種多様な意見が出て、それを上手い具合にまとめあげられたという納得感がありました。また完成までのプロセスが自分の中で財産になったと思います。
おーたけ
このご時世に、コクーの別部署の方たちと一緒に何かできたことが嬉しかったです。誘ってくれて感謝です。
くらら
今回はレコーディングやダンスリハーサルを見守らせて頂き、コクーには多様な人がいて面白いと改めて実感しました。
ちゃんみー
社歌プロジェクトを通じて、普段の社内のイベントなどとは比べ物にならないくらい、沢山の方と色々なお話ができました。皆さんの社歌に対する思い、コクーに対する思いを聞けてとても刺激的でしたし、MTGや事前準備、積極的に行動する姿、周りを見る力、気遣い等、勉強になることばかりでした。
圧倒的当事者意識を持てるようになったと思います!
駿太
今年は皆の様々な才能に触れることができて、自分の中のクリエイティブを刺激される機会になりました。
カズシ
まず、このプロジェクトメンバーが繋がって一つの作品をつくれたことがよかった。
今期のカルチャー推進室は「We Are Creators」というコンセプトを掲げ、社員みんなで会社をつくっていくことに力を入れています。
▼詳しくはこちら!
会社の文化醸成に特化した組織 カルチャー推進室(CPO)とは!?【前編】
会社の文化醸成に特化した組織 カルチャー推進室(CPO)とは!?【後編】
なんらかの形でコクーをつくっていくことで会社への帰属意識が芽生えて、全員で気持ちを一つにして成長していく。
まさしくこの社歌プロジェクトはその「We Are Creators」を体現していたと思います。
社歌プロジェクトを通じて結束力が高まり、仲間が増え、日々の仕事を楽しむことができました。
こういった経験はなかなか他の会社ではできないと思うので、改めてコクーで社歌を作ることができて良かったと思っています。
ありがとうございます。
それでは最後に社歌を見てコクーに興味を持った方々へ一言お願いいたします。
シキ
あなたが映像や楽曲から感じてもらえた事が、真実として存在している会社です。
何か刺さるものがあったなら、仲間になって下さい!
おーたけ
MV通り色々な人がいて楽しいです!次回作にぜひ参加してください!
くらら
社歌をはじめとして、たくさんのことに挑戦できるコクーです!
一緒に楽しいことができるのを楽しみに、お待ちしております!
駿太
今作を見て何か熱い気持ちが生まれたなら、是非そのエネルギーをコクーで発散してください。
カズシ
今後も社歌コンテストには挑戦していきたいと思っています。
毎年臨時プロジェクトとして運営していましたが、今後は正式に社内組織化できるよう検討していきたいと考えています。
この記事を読んだ方がコクーの仲間になり、社歌プロジェクトに参加してくれたら幸いです。
ちゃんみー
コクーには、叶えたい夢を叶える方法があります!
自分のパーパスを実現するために、コクーで一緒に頑張りませんか?
コクー株式会社のNIKKEI社歌コンテスト2023応募作品「What’s “Your” Purpose?」はこちら!
「NIKKEI全国社歌コンテスト2023」の一般投票期間は11/4(金)12:00〜11/18(金)17:00です。
どなたでも1ブラウザにつき1日1回投票できます。
応援よろしくお願いいたします!
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おまけ
カズシ
今回の社歌のMVで駿太とシキ君はほとんど顔が写ってなかったね(笑)
駿太
当日はずっと頭振ってましたからね。
シキ
皆も是非今回の社歌を見て頭振ってくれよな☆
以上、【バンドメンバー編】でした!
次回、【裏方編】に続く!
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